EBSスナップショットの作成時にEBSボリュームのタグをコピーする

EBSスナップショットの作成時にEBSボリュームのタグをコピーする

Clock Icon2019.06.28

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こんにちは。muroです。

タグを使用して、EC2リソースを色々な切り口で分類・整理することができます。今回はEBSスナップショットのタグ付けについて調べてみました。

はじめに

EC2起動時にEBSにタグをコピーすることができます。

EC2起動時にEBSボリュームへのタグの付与が可能に!

データライフサイクルマネージャー(DLM)ではEBSボリュームのタグをEBSスナップショットにコピーすることができます。

【アップデート】DLMで取得するスナップショットにボリュームのタグをコピーできるようになりました

DLMについてはこちらもご覧ください。

【新サービス】EBSスナップショットのライフサイクルを自動化するAmazon DLMが登場!

DLMを使わずに、ただのスナップショット作成でもEBSボリュームのタグをコピーできるといいですよね。

やってみた

マネジメントコンソールにサインインします。

ボリュームを選んで作成

この方法ではタグをコピーできませんでした。

  1. ナビゲーションペインからEBSボリュームを開きます。この先は一覧にある "my-test-amzn2-1" を対象に操作を進めていきます。
  2. スナップショットを作成したいボリュームを右クリックして、スナップショットの作成を選択します。

  3. スナップショットの作成ページが開きます。タグは手入力しなければなりません。

インスタンスIDを指定して作成

この方法でタグをコピーできました。

  1. ナビゲーションペーンからEBSスナップショットを開き、スナップショットの作成ボタンをクリックします。
  2. スナップショットの作成ページが開きます。Select resource type には Volume が選択されています。

  3. Select resource type で instance を選択すると、Copy tags from volume チェックボックスが現れます。インスタンスIDを選択し、Copy tags from volume にチェックし、スナップショットを作成します。

  4. 作成されたスナップショットには "Name" が "my-test-amzn2-1" のタグが付いています。

  5. ナビゲーションペインからタグを開くと、"Name" が "my-test-amzn2-1" のタグでインスタンス、ボリューム、スナップショットが分類されています。

まとめ

EC2インスタンスとEBSボリューム、EBSスナップショットに同じタグ付けがされていると、リソースの追跡が簡単になります。DLMはその点でも便利なソリューションです。

ただのスナップショット作成でもEBSスナップショットにEBSボリュームのタグをコピーすることができましたが、インスタンスIDを覚えておく必要があるため、ひと手間かかります。EBSボリュームを選んでスナップショットを作成する際にもタグをコピーできるようになるといいですね。

以上です。

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